ECサイト構築SEO保守についてマッジではECサイトの集客力を上げるためにSEOによる集客アップの支援も行っています。

はじめに・
SEOの基本概念

基本概念
その1

ユーザーにとって有益でオリジナリティの高い良質なコンテンツを提供するWebサイトであること

Googleの役割は様々なキーワードで検索をするユーザーに対して最も有益なサイトを推奨することであり、そのために常に検索エンジンのアルゴリズムの改良を行っています。

言い換えれば各検索ワードに対してどのサイトよりも有益なコンテンツを提供することで上位表示されることとなります。

1ユーザーの検索行動に対して有益で高品質なコンテンツを提供すること

検索ワードに対してのあらゆる情報が深く、詳しく説明・紹介するコンテンツであること、図や動画などが配置されているリッチなコンテンツである必要があります。

具体的には 1ページにつき2000文字以上あるのが望ましく、ページの上位に検索ワードが存在し、図や動画で補足説明されている。

2ユーザーのあらゆる状況にも応えられる幅の広いコンテンツを提供すること

例えばホテルの紹介サイトがあったとして、設備や客室の紹介のみにとどまるのではなく、周辺のプレイスポットやグルメ情報、四季の自然の紹介もあればユーザーの期待に応じられる範囲は広まります。

具体的には 製品のページであれば機能やスペックの紹介だけではなく、トラブルシューティングやQ&A、活用事例など幅を広げたコンテンツを提供することで有益なコンテンツとなっていきます。

3他のサイトにはないオリジナリティの高いコンテンツがそこにあること

検索結果に重複するコンテンツがあるとユーザーの検索行動に支障が出るためGoogleはそれを排除しようとします。他のサイト(または自サイト内の他のページ)にはないオリジナリティの高い情報が提供されている必要があります。

具体的には 他のサイトからの引用や自サイト内の他ページにも掲載されている情報は掲載しない、または無視してもらうための申請が必要になります。

基本概念
その2

ユーザーが迷うことなく目的のコンテンツへたどり着けてコンテンツ群ごとに情報が整理されたツリー構造のサイト設計になっていること

ナビゲーション構造が分かりやすく設計されていること、必要なサイト内の相互リンクが設置されていること、正しい文書構造(HTML)でコンテンツが構成されている必要があります。またテーマに沿ったページ群が構造化されてサイトが設計されていることなどもとても重要です。

今回は構造化を行ったサイト設計になっているので、 既存の記事グループとカテゴリ機能をできるだけ利用して更新することで、 意図せずにSEOに最適な構造を持ったコンテンツを作成することができます。

ツリー構造のサイト設計
「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」の違い

例えば、こども服の通販サイトなら

ビッグワード ・・・・ 「こども服」「こども服 通販」

ミドルワード ・・・・ 「こども 浴衣」「こども ズボン」

スモールワード ・・・ 「浴衣 男児 通販」「ズボン 2歳」

「こども服」で検索するユーザーより

「浴衣 男児 通販」のユーザーの方が購買意欲は高い

ツリー構造のサイト設計
  • ミドルワード

    単体ページで狙うのは難しいのでツリー構造の中間にあたる、一覧ページ、アーカイブのページに設定するのが望ましい。

    競合性にもよりますが、最低度も500文字以上、望ましくは2000文字程度のテキスト量が必要です。

  • スモールワード

    ミドルワードも含んだ形で構成し、1ページにつき1テーマでまとめるのが望ましい。(1ページに集約して質の高いコンテンツにする)

基本概念
その3

大規模サイトや高品質で関連性の高い外部団体のサイトからのリンクがより多くあること

「●●の権威である先生が紹介する人」はその分野において優れた知識や技能を持っていると他人から判断されて信頼されやすいと言えます。Googleもそれと同じようなアルゴリズムを使っており、大規模・高品質であったり公共性が高かったりする「オーソリティサイト」でかつ関連性の高い外部団体のサイトから外部リンクをより多く受けているサイトはその分野において有益であるだろうと判断されます。

  • オーソリティサイトの例

    大学・学校

    有名企業

    市区町村、自治体など

  • 関連性の高いサイトの例

    その分野の有名な大学や研究室

    その分野の有名なメーカー

    市区町村、自治体などの関連するページ

サイト内部に対して行う対策をいくら頑張っても、 有益な外部リンクが1つもないと「誰からも信頼されていないサイト」 判断されてしまう恐れがあります。